
東京三田ガーデンテラス地下1階 「ラ・カンティーヌ」 開設
クライアント
住友不動産株式会社 様
所在地
東京都港区
竣工
2023年12月
施工面積
275坪(909㎡)
業務内容
- 企画
- 設計
- 施工
オフィスビル地下1階にあるカフェテリアの開設事例です。
店名の「ラ・カンティーヌ」はフランス語で「食堂」を意味します。
お客さまとともにデザインを模索し、フランスのパリをイメージした開放感のある明るい空間に仕上げました。

地下1階ながらも開放感のある明るい空間
<パリをイメージした空間デザイン>
壁面にミラーを使用し、さまざまなショップが並ぶ「パリのストリート」を表現しました。
またパリの景色をデジタルで描いたオリジナルの壁面クロスを貼ることで、空間に独創性をもたらしています。

さまざまなショップが並ぶ、パリの街並みのイメージを表現


パリの景色を描いたオリジナルの壁面クロス
「カフェらしさ」を表現するため、シンボルデザインとして赤いテントを使用しています。
天井には木々の影を印刷したクロスを使用することで、木漏れ日が差し込む様子を表現しました。

シンボルデザインである赤いテント。天井には木々の影を印刷したクロスを使用し、木漏れ日が差し込む様子を表現。
<メリハリのあるレイアウト>
テラス席をイメージした屋外エリアと、カフェの室内のような屋内エリアを分けてデザインしました。
屋外エリアはタイル床や、街路灯を想起させる照明を使用し、屋外の空気感を感じるスペースとしました。
屋内エリアは室内のような木目調の床や椅子を使用することで、落ち着きのある空間としました。

テラス席をイメージした屋外エリア(手前)と、落ち着きのある屋内エリア(奥)
<高級感のあるクローズドな空間>
店内奥にある空間は、壁面に重厚感のある木目調パネル「LOVAL(ローバル)」を使用しました。空間が重たくならないよう、照明やディスプレイを組み合わせることでカジュアルかつ高級感のある空間に仕上げました。

重厚感のある木目は空間が重たくならないよう、照明やディスプレイと組み合わせることで、カジュアルながらも高級感のある仕上がりに。